Cellar/物置

 錆び付いたノブをまわすとドアは軋みながらも開いた。手に持った蝋燭の明かりが奥まで届く。さほど広い部屋ではないようだ。見回すと乱雑に積まれた木箱、木製の戸棚に無造作に並べられた陶器や置き物、その他諸々が雑然と混在する。どうやらこの部屋は物置に使われているようだ。
 一歩足を踏み込むと、濛々と埃が舞い上がる。長年放置された結果だろう。私は埃を巻き上げないように、慎重に歩を進める。
 さすがにここには大した貴重品はないようだが、古色蒼然とした年代物の品々は私の好奇心をくすぐる。家具や調度品、とうに絶版した書物など物珍しい品々をしばらく鑑賞させてもらう事にした。

[部屋を出る]

番外企画

[2001クリスマス企画]
アドベンチャーゲーム風?
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JAVASCRIPT対応]
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JAVASCRIPT非対応]

[部屋を出る]
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